2025.10.29

足立区竹ノ塚徒歩4分歯医者・歯科の「荻原歯科」です。
失った歯の機能と美しさを取り戻す治療法として、多くの方に選ばれているインプラント。しかし、「費用はどれくらいかかるのだろう?」「本当に自分に合った治療なのか?」と不安を感じている方も少なくありません。
このページでは、インプラント治療にかかる費用相場や1本あたりの料金、治療費用の内訳、費用を抑えるためのポイントまで詳しく解説しています。
足立区竹ノ塚の荻原歯科では、安心して治療に臨んでいただけるよう、明確な料金設定と丁寧なカウンセリングを心がけています。インプラント治療をお考えの方は、ぜひ参考にしてください。
インプラント治療は、失った歯の機能を補うために、あごの骨にチタンまたはチタン合金で作られた人工歯根(インプラント体)を埋め込む外科手術を行う治療法です。
インプラント体に「アバットメント」と呼ばれる支台装置を取り付け、その上に人工歯を装着する「ツーピースタイプ」と、インプラント体と支台装置が一体となった「ワンピースタイプ」があります。
インプラントは、あごの骨にしっかりと固定されるため、天然歯に近い感覚で噛むことができる点が最大の魅力です。
さらに、装着物が外れる心配が少なく、発音や会話への影響もほとんどありません。
人工歯にはセラミックやジルコニアなどの素材を使用でき、見た目も自然で、美しい口元を保つことが可能です。
インプラント治療は原則自由診療であるため、治療費が高額になる傾向があります。
また、手術が必要であり、治療期間が数ヶ月に及ぶ点、術後も定期的なメンテナンスが必要となる点もデメリットと言えます。
特定の条件(外傷や先天的な欠損など)を満たす場合には、健康保険が適用されることもありますので、事前に担当医師へご相談ください。
なお、インプラント治療にかかる期間は一般的に4〜6ヵ月程度、治療費用は1本あたり30〜60万円が目安となります。
ブリッジ治療は、失われた歯の両隣の健康な歯を削って支えとし、その上に連結した人工歯を装着する治療法です。文字通り、「橋(ブリッジ)」を架けるように欠損部を補います。
ブリッジのメリットは、比較的短期間で治療が完了する点です。一般的に、1週間から1ヵ月程度で装着まで完了します。
耐久性も高く、入れ歯よりも強度があり、約5年程度は使用できる場合が多いです。
ただし、支えとなる隣接する健康な歯を削る必要があるため、周囲の歯への負担が避けられません。
また、人工歯と歯ぐきの間に隙間ができやすく、清掃不良による歯周病リスクが高まる点も注意が必要です。
ブリッジの治療費は、保険適用であれば2〜4万円程度、自由診療の場合は材質によって30〜60万円ほどかかることがあります(欠損1歯の場合)。
入れ歯は、取り外し可能な装置で歯を補う治療法です。部分的に歯を補う「部分入れ歯」と、すべての歯を補う「総入れ歯」に大きく分けられます。
部分入れ歯には、金属のバネで隣の歯に固定するタイプと、バネを使わず目立たない審美性に優れたタイプがあります。
金属バネのあるタイプは保険適用が可能で、バネのないタイプは主に自費診療となります。
総入れ歯は、すべての歯を失った場合に使用されます。人工歯と歯ぐきにあたる「床(しょう)」部分から構成され、素材にはプラスチックや金属が使われます。
プラスチック製は保険適用となり、金属床のものは自費診療となります。
入れ歯の最大の利点は、比較的短期間かつ低コストで歯の機能を回復できる点です。保険適用であれば1〜2万円程度の負担で済むことが一般的です。
一方で、外れやすさや異物感を伴うことが多く、発音や咀嚼機能に影響が出る場合もあります。また、毎日の取り外しと洗浄が必要であり、平均寿命も1〜2年と比較的短いため、定期的な作り直しが必要です。治療期間は、アタッチメントなどの調整を含め、おおよそ2ヵ月程度かかるケースが一般的です。
インプラント治療にかかる期間は、一般的に3ヵ月から1年程度が目安とされています。手術自体は1〜2日で完了しますが、インプラント体を埋め込んだ後に骨としっかり結合するまでには時間を要するため、全体の治療期間が長くなります。特に、下あごに比べて上あごは骨の質が柔らかいため、治癒に時間がかかる傾向があります。
また、虫歯や歯周病などの疾患がある場合には、インプラント治療に先立ち、これらの治療を優先的に行う必要があります。この場合、治療開始までの準備期間が延びるため、全体のスケジュールも長くなる可能性があります。さらに、あごの骨に十分な厚みや高さがない場合は、骨造成と呼ばれる骨を増やす手術が必要です。骨造成を行った場合、インプラント治療に加えて4〜5ヵ月ほどの期間を見込む必要があります。
インプラントの治療期間は、患者さまの口腔内の状態や全身の健康状態によっても変わるため、個人差が大きいのが特徴です。正確な治療期間については、カウンセリングや術前の検査を通じて、担当医師にしっかりと確認するようにしましょう。
インプラント治療にかかる費用は、1本あたりおおむね30万円から40万円程度が一般的な目安とされています。この金額には、インプラントをあごの骨に埋め込むための手術費用、インプラント本体(人工歯根)および、それを支える連結パーツ(アバットメント)、さらに被せる人工歯(クラウン)の費用が含まれています。
前歯と奥歯で基本的な価格に大きな違いはありません。ただし、治療の難易度や必要な追加処置によって、最終的な金額が変わる場合があります。例えば、骨造成が必要なケースや、前歯の見た目に特に配慮する場合などは、追加費用がかかることもあります。
また、使用するインプラントのメーカーや種類、クラウンの素材(例:金属製、セラミック製、ジルコニア製)によっても費用に幅が出るのが一般的です。さらに、治療を受ける歯科医院ごとに、設備やアフターケアの体制、保証制度の違いによっても料金設定は異なります。
注意点として、提示されるインプラント治療費には、事前の診断・検査(レントゲン撮影やCT撮影など)や、手術後のメンテナンス費用が含まれていない場合もあります。治療を開始する前に、総額でいくらかかるのか、どの費用が別途発生するのかをしっかり確認しておくことが重要です。
足立区竹ノ塚にある荻原歯科では、インプラント治療の費用をできる限り明確にご案内しています。当院のインプラント治療は、1本あたりおおむね30万円から40万円(税込)を目安としており、インプラント体(人工歯根)、アバットメント(連結部品)、上部構造(被せ物)までを含んだ安心の料金設定となっています。使用するインプラントメーカーは信頼性が高く、長期的な機能性にも配慮したものを厳選しています。
初診時には精密検査やカウンセリングを行い、患者さまそれぞれに最適な治療計画と費用の詳細を丁寧にご説明します。もし追加で骨造成などの処置が必要な場合でも、事前にご説明し、ご納得いただいてから治療を進める体制を整えています。
また、費用負担を軽減したい方に向けて、医療費控除やデンタルローンのご案内も行っております。荻原歯科では、できるだけ負担を抑えつつ、高品質なインプラント治療をご提供できるよう努めておりますので、まずはお気軽にご相談ください。
インプラント治療にかかる費用は、いくつかの要素で構成されています。主な内訳は、検査・診断料、インプラント本体の費用、人工歯(上部構造)の製作費、手術にかかる費用、そして治療後のメンテナンス費用です。それぞれの内容について詳しくご説明します。
①検査と診察にかかる費用
検査と診察には、1万5千円〜5万円程度が目安となります。レントゲンやCT撮影を通じて骨の状態や神経の位置を確認し、インプラント治療の適応を判断します。口腔内の衛生状態や残存歯の健康も確認し、総合的な治療計画を立案します。カウンセリングでは患者さまのご要望や体調も考慮しながら、最適な治療方針を決定します。
②インプラント本体の費用
インプラント体(人工歯根)は、治療費の中心となる部分です。現在主流となっているのはチタン製インプラントで、体との親和性が高く、骨としっかり結合しやすい特徴を持っています。素材や製造技術によって価格に幅があり、品質の高さが長期的な安定性に繋がります。
③人工歯(上部構造)の製作費用
インプラント体に取り付ける人工歯(上部構造)は、機能性と審美性を左右する重要な部分です。セラミックやジルコニアなどの高品質な素材が使われ、天然歯に近い自然な見た目や耐久性を実現します。素材や作製工程によって費用が異なるため、希望に応じた選択が可能です。
④インプラント手術にかかる費用
インプラント埋入手術は、高度な専門技術と設備を要します。手術費用は、難易度や治療部位、使用する機器、手術時間などにより決定されます。手術前には綿密な検査とシミュレーションを行い、正確な位置へのインプラント埋入を目指します。
⑤治療後のメンテナンス費用
インプラント治療後も、口腔内の健康維持には定期的なメンテナンスが欠かせません。インプラント周囲の組織を清掃し、歯垢や歯石を除去することで、炎症やトラブルを防ぎます。定期的な点検により、インプラントの状態や周囲組織の健康を確認し、長期的に安定した機能を保つことができます。
インプラント治療が比較的高額になるのには、いくつかの理由があります。主な要因は次の5つです。
①高品質なインプラント材料の使用
②耐久性と審美性を追求した人工歯素材
③最新医療機器の導入と維持
④徹底した衛生管理体制
⑤健康保険の適用外であること
それぞれの理由について詳しく解説していきます。
インプラント本体は、あごの骨に直接埋め込むため、生体適合性に優れた高品質な素材が不可欠です。主流となっているのはチタン製のインプラントで、体への安全性が高く、骨との結合力にも優れています。
これらのチタン素材は、精度の高い製造工程と厳格な品質管理を経て作られており、その分、材料費や製造コストが高くなっています。さらに、高度な技術と設備が必要なため、治療費にも反映される要因となっています。
インプラント体の上に装着する人工歯(上部構造)も、治療費に大きく関わります。天然歯に近い見た目と機能を実現するため、セラミックやジルコニアといった高品質な素材が使用されます。特に前歯部では、見た目の自然さが重要視されるため、より精密な製作と高い素材品質が求められます。これにより、人工歯の加工・製作にも専門技術が必要となり、コストが上昇する傾向にあります。
インプラント治療の成功には、精密な診断と高い安全性が求められます。そのため、高性能なデジタルレントゲンやCT装置、3D設計システムなど、最新の医療機器を導入しています。これらの先端設備は高額であるうえ、維持管理にも継続的なコストがかかります。さらに、機器を正しく使用するため、医師やスタッフへの継続的な研修も不可欠です。これらすべてが治療費に影響しています。
インプラントは外科手術を伴うため、院内の衛生環境の管理が非常に重要です。手術室には無菌状態を保つ空気清浄システムや高性能な滅菌設備が整えられ、使用する器具も徹底的な滅菌処理が施されます。このような衛生管理体制を維持するためには、専門的な設備投資と管理コストが必要であり、結果的に治療費に反映される要因となっています。
インプラント治療は、原則として健康保険の適用外となる自由診療に分類されます。そのため、材料費や手術費用、技術料などすべての費用を患者さま自身が負担することになります。
保険診療のように一部補助が受けられないため、どうしても費用が高くなりがちです。この点を事前に理解し、納得した上で治療に臨むことが大切です。
インプラント治療にかかった費用は、条件を満たせば「医療費控除」の対象となり、税金の還付を受けることができます。医療費控除とは、1年間に支払った医療費の総額が10万円を超えた場合に、超過分が所得控除の対象となる制度です。これにより、支払った税金の一部が戻ってくるため、実質的な治療費負担を軽減することが可能です。
医療費控除の対象となる医療費には、インプラント治療費だけでなく、その他の診療費や薬代、通院のための交通費(公共交通機関利用分)なども含まれます。年間の医療費合計が10万円を超えた場合、その超過分について控除を申請できます。
制度を利用するためには、支払った医療費の領収書を必ず保管しておく必要があります。年末に1年間の医療費を集計し、確定申告の際に医療費控除の手続きを行うことで、所得税の一部が還付される流れとなります。
インプラント治療を検討されている方は、医療費控除の制度を上手に活用し、経済的な負担を少しでも軽減できるよう準備しておくことをおすすめします。ご不明な点があれば、遠慮なくご相談ください。
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